B6の断片

言いそこねた何か

動くアイドル(声優)を動画でみたら表情が豊かでびっくりした


あんまうまくまとまらなかったけど、気になるテーマの1つだから微妙なままポイしとく。オチ無し。
 
私は中学生のころから二次元のオタクをやってるけど、最近は次元を問わずアイドル文化が流行して久しい。二次元オタク文脈でもドルオタ文化が垣間見えることがあり、*1普段のtwitterの観測範囲や身内でドル文化に近いひとがいるのも手伝い長年気になりつつも手を出せずにいる。普段あまり音楽を聴く習慣がないのも大きい・・・ってただの言い訳なんだけど。
やるやる詐欺を撤回すべく、何となく好きな作品に出演する声優さんの動画をニコニコで漁っていた。ら、数分もしないうちにアイドルスマイルとでもいうべきかキラッキラのオーラがまぶしくて目が潰れそうになっていた。しばらく見てたら慣れてきて、こういう生き物なんだなあと納得しつつ関連する生放送の予約ボタンを押した。見るかは分からないけど気になる人はいたしまあ、と言い訳その2。
今回見たのは女性声優だから、女性アイドルに近いのかな?愛らしい声ではしゃぐ数名の声を聞いていると「かしましい」(失礼)という言葉が浮かんだし、反面「きらら空間・・・*2これが・・・美少女の世界・・・」と、うっとりする気分にもなった。ひととおり観終わったあと、「表情の情報量が多いんだな」と雑な感想を得た。子役を見たときの違和感にも近いかなあ。表情の作り方を完璧にマスターしている子どもにぱっと見の違和感がある感じ。なんか存在感が違っててびっくりした。ああいう子たちの「魅力的」「カワイイ」オーラって、こうやってできてるんだなあ。
「情報量」という感覚が出てきたのは、キャラクターのイラストを描く時の感覚がひとつある。イラストは昔挫折してからおざなりだけど、自己啓発書の感覚でイラスト指南の講座なんかをたまに読む。キャラクターを描く時、どれだけ観る者の感覚に引っかけるフックを詰め込めるか。キャラクター自身のシルエット、小道具を含めたファッション、顔つきをどう再現するか。線に起こすときにどれだけの情報量を組み込めるかが絵としての魅力につながってくる。これは解釈の一つに過ぎないし、私のイメージもあるのだろうけど。
とにかく「人から見られる」そのものが価値を生む職業の人、というものが自分の感覚にない存在だった。それをどうにかして言葉に直そうとした結果こんな変なことを言ってるんだと思う。あのへんにハマる予感は全然ないんだけど、この感覚が良い方にはじけたらあのキラッキラにあてられちゃうんだろうなあ、とか。ちょうど宝塚とジャニーズと二次元を掛けもつ友人が最近声優にハマっているので、このへんまた聞いてみたい。「どこに魅力を感じているのか」「どういうスタンスで好きなのか」「二次元の楽しみ方とで違いはあるのか」「どういうきっかけで好きになったか」とか、そういうの。あー、偶像対象にハマる前からオタク観察に興味を示しているあたり最初から間違ってる気がするけど気になるんだよー。面白いもの面白いまま分かるまでつついてみたいんじゃー。
 

 

*1:オタク語でいうところの「嫁」が「推し」に言い換えられてるのを見かけるとか

*2:雑誌まんがたいむきらら〇〇に連載される作品でよくみられる現象。男キャラの存在が無効化され、実質美少女しかいない空間になっていることを指す。ここでは雑に解釈して「美少女だけの空間」みたいな意味で使っている。昔どこかで見かけたのをそのままパクりました!サーセン!!