B6の断片

言いそこねた何か

ニコマスと出会い今に至るまで(加筆修正版)

 

一度振り返っておきたかったニコマスの思い出語り。派手に加筆修正したから読みやすくなったはず!

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安住の地を求めて
私は高校生のあたりからアイマスMADの作品世界に親しんでいた。

ただし今に至るまでゲームの形で触れたことはない。いわゆるニコマス、ニコニコのアイマスMAD(ニコマス)の「見る専」というやつだ。ニコマスに触れるようになったきっかけは、当時の本命ジャンルで新参人口が増えてジャンルにいづらくなったのがきっかけだった。あんなに好きだったキャラクターの名前すら目に入れるのが辛く、腐女子のくせにBLも楽しめなくなった。もう何でもいいから穏やかな世界に行きたい、争いのない世界がほしい……。

そんな思って、自分の目の前の箱から好きになるものをひとつ選んだ。それがニコマス。「アイマス好きになってニコニコ御三家制覇してみよう」と思ったのが、出会いの始まり。

◎しーなP

私のシンクロ好きの原点(これとyotaPが双璧)

そこから「周りに誰もハマってる人がいないし平和そう」という理由で、ずっとニコニコのランキングに居座るPB!を周回していた。数か月か経ってようやく「シンクロ」を理解し始めるくらいの理解の遅さである。

 

始まりはやよいゾーン
キャラクターを好きになった順番は、高槻やよいが最初。愛らしい表情でモニターの向こうの諸兄をとろけさせる笑顔が印象的だった。「とかち」は最初から知ってたけど、ニコニコの歴史というイメージが強くてキャラとして認識できてなかった。「やよ癒し」「やよいゾーン」大百科に飛んで、真面目に二次創作用語を覚えようとして挫折していたのは内緒。

オンナスキーP 

ああ~~~~~(気持ち悪い笑顔

 ◎えこP

2007年?2007年……2007年?

ニコマス解釈期を抜けた後は、キャラを転々として言った気がする。

順番としては、ニコマス初期春香、覚醒美希、律子、亜美真美、時々あずささん、天海春香(二週目)、水瀬伊織、2伊織で今に至る。真、雪歩、千早が入ってないのは気のせいじゃないですサーセン!!!ファンの人には申し訳ないけどこの三人は趣味じゃなくって。趣味じゃ、なくって……(そういうのに限ってフラグ)

 

やっぱりわた、春香さんですよねっ!
当時分かりやすい「二次元らしさ」のジャンキーだった私は、アイマスの女の子たちの持つキャラ性の「フック」がとても薄く見えていた。あずささんと千早は区別がつかない、変化球メガネっ子は興味なし、双子とかベタすぎ、ボーイッシュ興味なし、線が細い美少女苦手、デコは論外、やよいは可愛いけどまぁ後でもOK、消去法に最後に残った可愛い女の子は頭にリボンを付けた普通っぽい、センターの子?だった。

◎OGOP

ゴリゴリの音とブン回すカメラとゴス&ウエディング春香全部最高

◎マキュロP

今見ても弾幕たのしい!愚民ごっこ楽しい!血が騒ぐ!

◎かてぃーP

流し目の概念をたたきこまれた超名作。お美しい……

あまみはるか。春閣下。黒春香に白春香、わた春香、のヮの、没個性、普通の子。やたらと目についてなぜかセンターにいる、何かとイジられている、「春閣下」と名前を呼んでひれ伏すだけで変態ドMごっこができる、天海春香は色んな意味でとっつきやすい女の子だった。

当時ちょうど(暗黒微笑)に素でハマるキモータ腐女子絶頂期だったので、分かりやすくダークな性格改変に染まってくれる子は好感が持てた。

 

覚醒美希の魅力オーラは異常
やがて春香に……じゃなくてニコマスに慣れて少し飽きはじめたころ、星井美希の覚醒バレを知って引き戻される。正直、初めて美希を可愛いと思った。この時期は単なる覚醒感動熱血ストーリーを求めていたので、whoPに出会ったのはだいぶあとだった。
あ、いちご100%だと東城綾を推してたタイプです!西野の魅力がずっと分からなかった系キモオタメンタルです!!!星井美希もそういうリアルっぽいモテ女子だと思ってました!でも美希ちゃん可愛かったです!!!(でもおっぱいは興味なかった)

◎カイザートP 

ここから美希の高感度が「興味なし」→「好き」へブチ上がった。美希はなんと魅力的な女の子だろう。そしてそれを引きだすPの努力はなんというものだろう。

◎くーP

この時期同時に見ちゃって泣くしかなかった。激アツ

この時期ニコマスを友達に布教して、ジャンルに居座るモチベーションを保ちやすくなる。彼女はわかむらPの「WoW」で目覚め、仲良くなって以来初めてのジャンル被りを経験した。順調にハイセンス系P大好き妖怪と化していったのだけど、何がったかよくは知らない。のちのFRISK信者である。

 

DDという概念を知ったのはずっとあとのことだった
律ちゃん、亜美真美を好きだった時期は罪滅ぼしだったような、口開けて待ってたら良い動画と出会ってしまったからだったような。並行してアイマス公式曲MADタグでオールスターかわいい系を見てた気がする。

◎しゃどP 

この関係性はBLだ!(興奮)二人とも可愛いし萌えるし泣けるしよう動く絵が魅力的でもう

◎トカチP りっちゃんが愛されてるのを感じて好きだったってこれ2007年っすね

 ◎参加P一覧

itachiP ekaoP OGOP かんどるまP ぎょP こんにゃくP しげP慈風P 友P TPTP まっつP 未来派P わかむらP

参加者(豪華すぎて爆笑)。この合作のせいでしばらく亜美真美にコケてた。P合作動画の中でも特別好き。

◎ rippy (投稿者名/P名タグなし)

世界四大とかちリンクの中で一番好き。意識してとかち巡礼を始めたのはやや遅くって、未来派先生を認識したのもこの時期。とかち系は動画としての楽しさを味わいつつ気分変わって良いですね。

◎七夕P、RAP、セバスチャンP

伝説。人生の中で指折りの死ぬほど泣いた場所。この動画を見て、あずささんは本当にきれいな人だと思った。数年後にブロマガ読んでまた泣いた。

魂の震える音がする、これだからオタクやめらんねえ……

◎ドリ音P(人力ボカロ)わかむらP(映像)

島谷あずさは女神。音源も凄まじいなあ……。わかむらPの動画が消える意味を、当時は分からなかった。

友達を召喚したとはいえ、原作未プレイでジャンルの端に居る微妙な距離、二次元ジャンルの保険として視聴していた何となくの居心地の悪さ。アイドルを見守りながらも、この気持ちはずっと尾を引いていたと思う。

 

長い長い「ジャンル二週目」
時は過ぎ、一番の理解者ともいえる友人と過ごす時間を終えた。このころ人生何度目のしんどい時期を迎え、精神面が暗黒に染まる。キャラクターに気持ちを分かつことで乗り切ろうとした私は、デコ不遇時代を抱える伊織のことを気にかけることにした。特定のキャラクターに落ちつきたいと思ってもいたし、いろいろちょうどよかったんだと思う。ダシにしてごめんねいおりん。このとき絶大なる影響を受けたのが名作「伊織、暴れ出す。」です、ハイ。

◎削除跡地がないんのでメイPの制作物マイリスト

これがなければ伊織を好きにならなかったろうなー

 ◎tloP

この毛が逆立つような気迫、気高さ。上から目線だけど、伊織は好きになるに値する子だと思った。っていうか今見返しても凄まじいもん見てたな 

さらにこの時期、機械音痴を克服するために意識してネットに親しもうとしていた。アイマス関係だとブログを始めて泣いたり救われたり(足向けて寝れません)9.18があって死にかけたり冬の削除祭りがあって数日落ち込んだりして、オタクとしてしんどい方の通過儀礼を駆け足でこなした。ここにきた最初の目的、穏やかな世界、争いのない世界とは……。

◎けまり部P

動画としても可愛くっても楽しくってとても思い出深い。

◎SOSの人

どこを見てもすべてが苦しかった時、苦しさ以上の力で圧倒してくれた作品。

好きキャラはずっと水瀬伊織だったけど、自分の立ち位置は掴めないままだった。見方を変えれば、Pでなかったが故に去らずに済んだのかもしれない。そういうルートも、きっとあった。あの子を好きにならない道も、きっとあった。

 

恥ずかしながら戻ってまいりました
そしてさらに数年後プライベートで色々しんどい時期が重なり、アイマスどころか二次元をまともに摂取できない時期をニコマスに救われて、ようやく今に至る。以前のような後ろめたさもなく、ただ穏やかな気持ちでアイドルを見つめることが嬉しい。
その辺の話はまたそのうち。んだば駆け足で失礼しました。

◎ジャイロさん(P名タグなし)

OFA曲でいちばんすき。曲ダンスともに衝撃を受けた

◎ボン田ジョヴィ之進さん(P名タグなし)

今一番気になってる箱グラモデルと中の人とツボ曲 今までのDLCメンバーの中でいちばん、いやこれめっちゃかわいくないですかこれ……?????????

◎あとりえP

圧倒的多幸感!水瀬伊織は大正義!語ると長くなるのでまたな!